レントゲン

歯科のレントゲンについて

歯科のレントゲンには、口内撮影法エックス線、口外撮影法エックス線、特殊撮影法エックス線があり、臨床的には、主にパノラマレントゲン、デンタルレントゲン、セファロレントゲンが主に一般的に用いられます。

口内撮影法エックス線

標準的撮影法

http://www.kitayamayoshikawashika.com/wp-content/uploads/2013/12/0810181.jpg

デンタルレントゲンと呼ばれ、歯科治療の中で、最も一般的かつ、頻繁に用いられるレントゲンの一つです。

18枚法と呼ばれる方法で、一本の歯の歯槽膿漏(歯周病)、虫歯、歯の根の病気(歯根の病気)などを調べるのに最も確実なレントゲンの一つです。

咬翼法

081018(3)-kaku2

バイトウィングレントゲンと呼ばれ、歯科治療の中で、最も一般的かつ、頻繁に用いられるレントゲンの一つです。

デンタルレントゲン(標準的撮影法)と違う点は、歯と歯の間に初期虫歯がより確実に調べることができる点と、一枚の撮影で、約8本の歯を診断することができるため、(デンタルレントゲンの場合約4本)レントゲンの被ばく量(被爆量)を最小限に抑えながら、初期虫歯がより確実に調べることができる点、また、小児歯科の場合などに、レントゲンのセンサーまたはフィルムを保持することが容易である点などが挙げられます。

咬合法

歯列を別の角度から、またデンタルレントゲンよりも少し大きな範囲で撮影します。

主に、下顎の骨の骨折、腫れ(骨膜炎等)、腫瘍や、舌(ベロ)の下などにある、唾石、上顎の中に埋まっている埋伏歯などを調べるのに用いられます。

口外撮影法エックス線

頭顔面部の撮影法

  • 正面撮影法
  • 側面撮影法
  • ウォーターズ法
  • 軸位撮影法
  • 頭部傾斜撮影法

下顎骨骨体撮影法

顎関節撮影法

歯科パノラマ撮影法

081018(0)-1

歯科治療における日常の診療で最も多く、一般的に用いられているレントゲンです。

1枚のレントゲンで、お口全体の状態を把握でき、歯科的既往歴、埋伏歯、顎関節の状態、唾石の有無、蓄膿(上顎洞炎)、歯槽膿漏(歯周病)、虫歯、歯の根の病気(根管治療、歯内療法)などを一度に診ることができます。

但し、歯槽膿漏(歯周病)、虫歯、歯の根の病、(根管治療、歯内療法)などをより正確に診査、診断するには、デンタルレントゲンやバイトウィングレントゲンなどを併用する必要があることが多くあります。

特殊撮影法エックス線

頭部エックス線規格写真

s-ise1

主に矯正治療の術前、術中、術後の診査、診断、評価に用いられます。

CT(コンピューター断層撮影法)

s-ct-%203dka

関連記事