歯槽膿漏(歯周病)の検査には、歯と歯の間の歯周ポケットの深さを調べる検査と、レントゲンで歯を支える顎の骨の状態を調べる検査と、歯の揺れを調べる検査と、歯のかみ合わせを調べる検査が主に行われます。
コンピューターによる測定で4段階に分類されます。
歯ぐきが腫れていて、歯と歯の間の歯周ポケットが深くなっており、また、歯を支える顎の骨が溶け始めている(顎の骨が痩せ始めてきている)状態で、本格的な歯槽膿漏(歯周病)の症状になります。 臨床上、虫歯を進行状態でC1 C2 C3 C4 と呼ばれる(英語で虫歯を Cariesと呼ぶため)のに対し、この歯周炎はその進行状態で英語のPeriodontal disese の頭文字をとってP1 P2 P3 P4と分類されます。
健全な歯 (歯を支える骨が歯のくびれの黄色いラインまである
P1 (歯を支える骨が歯のくびれ部分より下に下がってきている)
P2 (歯を支える骨が歯の根の半分より下に下がってきている)
P3 (歯を支える骨が歯の根の3分の2より下に下がってきている)
P4 (歯を支える骨が歯の根の先までほとんどなくなっている)